犬が枕を使う理由が判明!?
文ちゃん・・・
気持ちよさそうに寝てるけど
毎度のことですけど、苦しくないのかなぁ?と思ってたんですが
こないだたまたまテレビでおぼれた人だか意識不明の人だかの救命蘇生法で
「気道確保!」 とアゴをくいっとやるのを見て「もしかして!」と思ったわけですよ。
気道確保は、舌の付け根が沈下して気道がふさがって呼吸困難になっているので
肺への空気の通り道をつくるためにするそうですが、睡眠時無呼吸症候群の人も
同じように気道が圧迫されている状態になっているそうです。
文太も寝ているときに時々「おい!息忘れてるよ!」ってことがあるんですが
フレンチブルドッグなどの短頭種は軟口蓋過長症など気管をふさぎがちなことが多く
無呼吸症候群に似たようなことが起こっているのかなぁ、と。
犬の体の中はこうなっています。
もうちょっと拡大しますとこんな感じ。
ざっくりしてますが、黄色い部分が空気の通り道です。
ということは、ですよ。
このように気道が曲がっているよりは
シャキーン!とまっすぐな方が垂れ下がりがちな軟口蓋も気管を塞ぐことがなく
空気の通り道が拡がって息がしやすいのかと。
そういえば、こうやって寝ているときはいびきもあんまりかいてない気がする・・・。
んまぁ、気のせいかもしれないので、今後ちょっと気を付けてみてみたいと思います。
ちょっと調べてみましたが短時間では↑このようなことが書かれたものは見つけられず
獣医学的な裏付けは一切なく単なる私の思いつきで間違っているかもしれませんが、
もしかしたらと思ったもので。
もし何かまたわかったらご報告しまーす。
●7月9日 追記●
早速ですが、ペペマンマさんがコメント欄で上記のことを裏付ける記事を紹介してくださいました!
参照元はアメリカフロリダ州のPalm Beach postに掲載された記事。
Helping dog breathe easier can reduce snoring
「犬のいびきをなくすには?」という犬の飼い主からの質問に
獣医師であるスーザン・ベーカー先生が答えたものです。
こちらの先生の回答によると、いびきを減らすためには
ベッドや部屋を清潔にする、適切な運動をする(肥満もいびきの原因になるため)、
歯磨きをする(歯周病などで口腔内が腫れることにより気道が狭くなる)、
清潔な水を用意してよく水を飲ませる(鼻腔~口腔内の乾燥を防ぐ)などに加えて
「枕やふちのあるベッド(頭を乗せられうようなもの)を与える。
頭をあげることによって空気の流れがよくなり、いびきを減らすことができる」
というものがありました!
※原文↓
Give your dog a pillow for his head or use a cuddler dog bed that has raised padded sides where he can rest his head. Elevating the head can sometimes improve airflow and reduce snoring.
推測が当たっていてうれしいです(^^)
文太はちゃんと自分で気道確保していたんですねぇ。
教えてくださったペペマンマさん、ありがとうございました!!!