先日注文していた本が届きました。

両方福島第一原発20キロ圏内の話です。
「のこされた動物たち」 の方は、ツイッターでも時々紹介しておりましたカメラマンの太田康介さんが、『うちのとらまる』 というブログに掲載していたものをまとめた本で、犬猫救出の記録と、牛、豚、馬たちの哀しい姿が載っています。
「ゴン太 ごめんね、もう大丈夫だよ!」は、APF通信社の山路徹さんが、ボランティアの方たちと協力して犬猫を救出した記録、ボランティアのひとりである大網さんの犬猫救出の取り組みと様々な心の葛藤、「のこされた動物たち」の著者のカメラマンの太田康介さんの話が書かれています。
2冊読むとかぶっている話もあるのですが(そもそも20キロ圏内で犬猫の救出をしてくださった方たちは極限られていますし、多かれ少なかれ協力しあって活動されていたようですので)、どちらかと言えば「のこされた動物たち」の方は写真が多め、「ゴン太 ごめんね、もう大丈夫だよ!」の方は文章が多めです。
どちらも実際にあった 『現実』 で、何度も何度も心臓をワシャワシャつかまれて、ぶるんぶるん振り回されました。読み進めていくのが辛いことも多いんですが、でも人間が罪のない動物たちに何をしたか、私たちは知っておかねばならないと思います。
個人的には、いろんな言語に翻訳して世界中の人に読んでもらいたいなと。。。 そして、これから5年、10年経ってまた平和ボケしそうになったときに、いつでも読み返そうと思います。
読まれる方は、ハンカチとティッシュのご用意をお忘れなく。
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たくさんの犬や猫たちを救ってくださった勇気あるボランティアの方たちに
心から尊敬と感謝の意を。
そして、この本を出してくださった、太田さんと山路さんにも深謝。
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