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文太部長一家のロハスな毎日

フレブル文太と6にゃんず(幸多、あゆみ、ちび、健、さゆり、漱石)の楽しい毎日

About us

*長男:フレンチブルドッグ 文太部長*
2020年4月29日 お空に転勤

*次男:茶トラ猫 幸多(こーた)*

*長女:白グレー猫 あゆみ*
2017年5月18日 お空に転勤

*三男:サバ白 ちび(Tibby)*

*四男:サバ白ブチ けん坊(健)*

*次女:ハチワレ おちゃゆ(さゆり)*

*五男:白黒ちょびヒゲ 漱石*

猫の破歯細胞性吸収病巣

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おちゃゆの手術から10日が経ち、ほぼほぼ通常営業に戻っている文太家。

今日はおちゃゆの歯の話です。


すったもんだの末におちゃゆを捕まえた後、
窓際ベッドにまたまた歯が落ちているのを発見。
(おそらくドタバタしている間に抜けたのかと。)


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下顎臼歯かな?根っこが見事になくなってます。



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一応拾って病院に持参し、先生に見ていただきました。


先生の説明によると、おちゃゆは歯周病ではなく(歯周病もあることはあるけど、そんなにひどくはない、歯石もそんなにひどくついている状態ではない)、「破歯(はし)細胞性吸収病巣」という病気で、破歯細胞という細胞が歯を破壊し、歯牙が吸収されてなくなってしまい、いわば虫歯のような状態(でも、虫歯とは全くの別物)なのだそうです。

その破歯細胞にやられて歯が根っこから「抜けていた」のではなく、もろくなって歯冠がぽろっと取れたような状態?で、最初に気づいたときに残っていた

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右側の下顎犬歯も病院に連れて行ったときにはすでになくなっていたそうで、それどころか、上下切歯(前歯)もすでに全滅で、他にもなくなっている歯がたくさんあったそうです。(そういや、よく見たらこの写真にも前歯写ってないな・・・)


この疾患は猫には非常によく見られるもので、猫の罹患率は20~70%(←この数値は資料によってまちまちですが、だいたいこんな感じ)で、年齢があがるにつれ歯周病とともに罹患率は増え、飼い主が気づいていないだけで「知らないうちに歯がなくなっている」ということが多々あるそうです。

原因はまだ解明されておらず(ゆえに予防も難しい)、治療のためにはまずは口の中のレントゲンを撮ってすべての歯と額の状態を確認し、病変の程度に応じて抜歯をするというのが唯一の方法なのだそうです。

素人飼い主からすれば「抜けていたらもうそれでいいやん。」と思いがちですが、問題なのは歯の根っこが残っている(見える部分に歯はないけど、レントゲンで確認できる)という場合。

そのまま放っておけば歯根が残っている歯茎が炎症を起こして治らずずっと痛い、という状態になるため、抜歯が最適な治療法になるというわけです。


実際、おちゃゆの場合も肉眼で見る限りはあちこち歯がなくなっているけど、レントゲンで確認したら歯根が残っているものが多々あり、歯茎を切開して根っこを掘り起こして抜いた後、また歯茎を縫い合わせるという手術をほぼ全歯で行いました。(おそらく、こういう判断をする知識と処置をする技術が歯の専門でない一般の動物病院ではなかなか難しいのかと。まぁ、どんなに優秀なヒトの外科医でも歯の治療はできないのと同じということでしょうか。)


人間は歯の本数は寿命と直結していると言われますし、「歯を全部抜くなんてかわいそう」と思われるかもしれません。猫だって、そりゃもちろん健康な歯なら全部そろっているのに越したことはありませんし、それを目指して歯のケアをすべきだと思います。

でも、こんな状態になっている歯を残している方が痛くてかわいそうだということを声を大にして言いたい。


人間と猫が全く別の生き物であるのと同じで、人間の歯と猫の歯の役割も全く違います。

人間は食べ物を「噛んですり潰す」のが歯の役割で、噛むことは消化機能の一部ですが、完全肉食動物である猫の歯はすべて鋭く尖っていて、「すり潰す」という機能はありません。(犬は後臼歯がヒトと同じく臼状ですり潰すこともできます。)

犬歯は獲物に食いついてとどめをさすためにあり、臼歯は「飲み込める程度の大きさに切り裂くため」だけのもので、飲み込める大きさのものは丸飲みします。

とどのつまり、「(家でご飯をもらっている)猫は歯がなくてもさほど困らない」ということです。
(ネズミや鳥を獲って丸ごと食べている、というのでなければ。)



・・・とは言え、今後はカリカリじゃなくてウェットフードをあげないとな~と思ったのですが、先生に聞いてみると「猫は歯がなくても案外ドライフードも食べますよ。」とのこと。



おちゃゆの場合。

<手術の翌日>
痛み止めが切れて痛くなってきたのか、お水は飲むけど食べようとはせず。(そもそもケージの中にずっと引きこもり)

猫は絶食が続くと肝リピドーシスという肝機能障害が起こるおそれがあるので、何か少しでもいいから食べてもらいたい。と思って、夜、ちびのために買っていた(けど、ほとんど食べてもらえなくてずっと残っていた)高栄養&高蛋白のヒルズのa/d缶をあげてみたら、ほんの少しだけ食べてくれました。


<術後2日目>
少しうろうろするようにはなったけど、朝はa/d缶も食べず。
夜になってまたあげるとちょっとだけ食べてくれた。


<術後3日目>
朝、ほんのちょっとだけa/d缶食べる。

あちこちうろうろはするものの、食べる量が少なくていよいよ心配になってきた。けど、ちびのおかげで「食べてもらうノウハウ」は色々あるのだ!

お昼過ぎ、これまたちびのために買ったけど食べてくれずに残っていた高栄養&高蛋白の「チューブダイエット(お湯で溶かしてミルク状にしたもの)」をあげてみたら、少しだけ食べてくれた。

夜、a/d缶食べず、いつも食べていたカリカリをふやかして温めてあげてみたけど食べず。


ちびと違って病気ではないので、口の痛みが治まれば食べるやろうとは思いつつ、あまり食べてくれないことに少々焦り出し、明日はまた何か違う缶詰をあげてみようかな~なんて思っていたら、その日の夜中、突如今まで食べていたカリカリを食べていた模様!!!(監視カメラで翌日確認。)


<術後4日目>
ほぼいつも通り、ふつーーーにカリカリを食べられるようになりました!


<術後5日目から今日まで>
いや、ちょっと食べ過ぎじゃね!?っていうぐらい食べてくれるようになりました!!

今まで時々食べようとして困った顔になっていたときがあったので、
痛かったんやろな~と思います。

それがなくなって、食欲爆発している今日この頃。
抜歯前よりもガツガツ食べるようになりました(笑)


あまり粒の大きなものはのどに詰める可能性があるので注意が必要ですが

「猫は歯が全部なくなっても大丈夫。
むしろ痛い歯はない方が食欲が増す」

ってことを、身をもって証明してくれました~!


いや、もう、あんなに大変な思いをして(死ぬほど恐ろしい目に合わせて)
一大決心をして岐阜の病院まで行った甲斐がありました~ ・゚・(つД`)・゚・


他の子たちもこれから気をつけてみてあげようと思います。


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ようやく暖かくなった今日。



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仲良くふたりで。



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よかったねぇ。



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そして、相変わらずの二階組。



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あんたたち、ほんま飽きんなぁ。





●参考文献●
*infoVets 2005.12 小動物歯科を見直そう!「猫の歯科①」
*infoVets 2006.1 小動物歯科を見直そう!「猫の歯科②」
*infoVets 2006.2 小動物歯科を見直そう!「猫の歯科③」
*小動物の歯科学 LLL Seminar
*Feline Odontoclastic Resorptive Lesions WSAVA World Congress Proceedings, 2003
*The Removal of Feline Teeth - Tufts Catnip
*Tooth Resorption - Catwatch Newsletter
*Life Without Teeth - Catwatch Newsletter
*Tooth Resorption in Cats - PETMD
*Tooth Resorption | Cornell University College of Veterinary Medicine

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猫の歯の治療

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それは約1か月前の1月下旬のこと。

ウッドデッキに置いてある猫ベッドにかけているブランケットを洗おうとしたとき
ベッドに落ちているものを見つけてしまいました。


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誰かの抜けた歯。 Σ(゚д゚|||) 形状からしておそらく下顎の犬歯。



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素人の私が見てもヤバい状態というのが一目瞭然。



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根っこが溶けて、おそらく歯周病が進んでいる状況 _| ̄|○



誰やねん――!!
と、犯人(?)探し。

年齢からして幸多が怪しいのだけど、幸多はウッドデッキに出してないのでシロ。
(念のため一応とっ捕まえて口の中こじ開けて、抜けてないのを確認。)

けん坊がうちに来た時からお口がくさくてヤバい気がしたので大本命。
とっ捕まえて確認するも、犬歯はそろっていて意外とシロ。

漱石はまだ2歳にもなってないのでおそらく違うと思ったけど
念のためとっ捕まえて確認して、シロ。


ということは・・・



とっ捕まえられないおちゃゆか・・・ ((((;゚Д゚)))))))



野郎ども3匹が大丈夫だったので、九分九厘おちゃゆなのだけど
一応確認したい。


ということで、動画を撮ってコマ送りにしてみた。


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はい、きゃわゆい♪



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 ・・・じゃなくて。



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ああっっ!



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やっぱりないーーーっ!!! 



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もう一度。



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はい、ぺろり~ん



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左下顎犬歯がないーーーーーっっ!!! 




Ω\ζ°)チーン






よりにもよっておちゃゆ・・・



でも、「抜けたからそれでおわり」ではない状況。

たかが歯。
されど歯。


歯の病気の何が恐ろしいと言って、歯だけで終わらないことにあります。
このまま放っておくと歯周病菌が全身にめぐって
様々な内臓疾患が起き、場合によっては命に関わることにもなりかねないのです。


でも、大きな問題がふたつ。

ひとつは、おちゃゆはうちに来てからもうすぐ4年になりますが
毎日世話をして遊んであげている私ですら未だに触れない(怖がって逃げていく)
ということ。

もうひとつは、歯の治療はまだまだ獣医療的に未発達の分野で
どこの病院でもきちんと診断ができて治療できるわけではないということ。

ただの歯石取りや抜歯ならやってくれる病院も増えてきましたが、
歯の治療で、ましてや猫となると、歯科治療に詳しい先生でないと難しいのです。


それがわかっていたのでものすごーーーく悩みましたが
おとうはんと相談した結果、仕事でもお世話になっている岐阜の病院の先生に
見ていただくことにしました。


通院時間も長くなってしまうし、知らない場所に連れていかれて
知らないニンゲンに痛いことをされるというおちゃゆの壮絶なストレスを考えると頭が痛いし
ストレスで別の病気になるんじゃ!?という気もしますが
どう考えても「このまま放っておく」という選択肢は私にはないのです。


おとうはんの出張の都合と先生の都合を合わせて
診てもらう日は来週の月曜日、28日になりました。

それまで約1か月あったので、まずは第一関門である「触れない子を捕まえる」ために

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けんちゃゆ部屋にキャリーケースを設置。
この中におちゃゆの大好きなおやつを置いて入る習慣をつけました。



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病院ではおそらくほぼ100%出てこない&最悪逃げる可能性があるので、
ネットを仕込んでいます。



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ネットがへたると多分警戒して入らなくなるので、フタの部分と



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横にくくりつけてできるだけ違和感のないように。



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扉の部分が閉まるとこれまた警戒して入らなくなる可能性があるので
閉まらないようにしばって固定しています。

そして、当日は後ろからこっそりこのヒモを閉めて扉を閉める作戦で。
(不妊手術のために病院に連れて行ったときと同じ作戦。)



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キャリーケースの中には猫が落ち着くフェロモンスプレー(フェリウェイ)を毎日使っています。



いよいよXデーまであと三日・・・。


当日のことを考えると夜何時間も眠れなくなったり
この一か月で白髪が急に増えてきたり
そりゃもうワタシの心労ったら半端ないのですが
(・・・っていう話をおとうはんにすると 
 「急に白髪増えるほどの深刻な悩みが猫のことって、シアワセな人生やな。」
って言われましたけれども ^^;)
なんとか、無事行って、帰ってこられるようにがんばりますー!!!



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三日後、人生最大の危機が訪れようとはつゆとも知らない子。



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一緒にがんばって無事帰って来ような!!!





・・・ま、その後おかーちんの信頼は地に落ちるだろうけれどもさ (TT ▽TT)




15歳11ヶ月の病歴と生涯医療費

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先日文太のこれまでの通院記録を見返していて
ふと思い立って生涯医療費を計算してみました。

ワクチンやフィラリア、健康診断などの予防医療は含めず
純粋に治療費としてかかったものを抜粋してみました。

晩年、特にガンになってからは高額のサプリも飲ませていたので
治療という意味ではそれも含めたいところだけど、それは含めず医療費だけです。


●0歳~1歳まで(2004年9月4日から2005年5月2日)
ワクチンと健康診断のみ


●1歳(2005年5月3日~2006年5月2日)
皮膚炎 5000円ぐらい?
(この時の分だけ診療明細書を置いてなかったので金額わからず。
診察とアレルギーの薬・抗生剤だけだったのでこれぐらいかと。)

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●2歳(2006年5月3日~2007年5月2日)
歯が欠けて抜歯
・なぞのしこりができる(組織球腫疑い。何もせず約二週間で消える)
通院合計4日、59,430円 (うち保険払い14,149円) 

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●3歳(2007年5月3日~2008年5月2日)
血尿(前立腺炎)
通院1日、 10,830円 (うち保険払い 5,415円)

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●4歳(2008年5月3日~2009年5月2日)
咳き込む(誤嚥による気管支炎)
通院2日、 27,405円 

※この年保険を解約したので、以降保険払いなし。

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文太を迎えたときからアニコムの保険に入っていたのですが
最初2300円ぐらい?だった保険がこの年からなんだか制度が変わったとかで
保険料が倍ぐらいの5千円近くに跳ね上がるという案内が来て
当時健康優良児だった文太は月々5000円x12=60,000円も医療費使わなくね?
(しかも半額負担なので、年額12万円以上使わないと元がとれないっていう。)
それなら月5000円貯金した方がよくね??
と思って契約継続をやめ、保険料払ったつもりの文太貯金を月々5000円ずつしていました。

結果論ですが、文太の場合は保険料を払い続けるより自腹の方が安かったです。

ただ、当時の動物保険はアニコムぐらいしかなかったのですが
今は色々保険会社も種類も増えているので、お得なのもあるかもです。
(勉強不足ですいません。)



●5歳(2009年5月3日~2010年5月2日)
・魔の難治性角膜潰瘍(のみ)
通院合計18回(外科手術未遂含む) 49,455円

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●6歳(2010年5月3日~2011年5月2日)
通院なし (ワクチン、フィラリア、健康診断のみ)

Wordless Wednesday
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●7歳(2011年5月3日~2012年5月2日)
・2~4回目の角膜潰瘍
・えずく、咳き込む、大量よだれ(原因特定ならず、逆流性食道炎疑惑)
通院合計6回、 44,935円

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●8歳(2012年5月3日~2013年5月2日)
・5回目の角膜潰瘍
・タマタマ荒れる(薬ですぐ治る)
左前肢痛がる(筋違い??)
・胃酸過多?吐きそうで吐けない感じ(原因不明)
通院合計5回、 22,260円

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●9歳(2013年5月3日~2014年5月2日)
急性胃腸炎&膀胱炎
・血尿(前立腺炎)
・6回目の角膜潰瘍
通院合計13回、 86,449円

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●10歳(2014年5月3日~2015年5月2日)
皮膚の黒ずみ(ただの加齢によるシミだった)
・右目~頬の皮膚炎
・野良猫に目をひっかかれる(奇跡的に瞬膜が切れただけで大事なし)
通院合計4回、 17,050円

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●11歳(2015年5月3日~2016年5月2日)
・7回目の角膜潰瘍
・両脇腹にハゲ(薬ですぐ治る)
通院合計4回、 8,490円

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●12歳(2016年5月3日~2017年5月2日)
前立腺肥大で去勢手術
通院合計7回(去勢・軟口蓋切除・鼻腔拡張手術含む) 70,308円

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●13歳(2017年5月3日~2018年5月2日)
急性胃腸炎・前立腺炎・膀胱炎
・目やに、充血(角膜潰瘍を疑うも傷はなし)
左後肢に黒いできもの(ただの皮膚炎)
・首なぞのけいれん(筋けいれん疑い)
耳マラセチア
通院合計10回、 53,260円

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●14歳(2018年5月3日~2019年5月2日)
・お腹の荒れ(薬ですぐ治る)
・脾臓のしこりで脾臓全摘出手術(血腫および結節性過形成
・耳マラセチア
足首に水溜まる(関節炎)
・血尿(膀胱炎)
扁桃扁平上皮癌
通院合計23回、 477,476円 (脾臓摘出手術、喉のCT、腫瘤摘出手術含む)

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●15歳(2019年5月3日~2020年4月29日)
・扁桃扁平上皮癌 抗がん剤(パラディア)治療継続
・膀胱炎(抗がん剤で白血球数減少したことによるものが原因)
・耳よごれ(マラセチア等細菌なし)
・首にハゲ(膿皮症)
変形性関節症
・咳き込む(気管支炎
背中にこぶ(転移かと思ったけどただの炎症反応)
急性胃炎
・けいれん(てんかん)発作 
通院合計34回、 264,081円

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というわけで、15歳11ヶ月26日の(治療目的での)通院合計133回、
治療にかかった(ただの取り越し苦労で治療とは言えないものもありましたが)
合計金額は 1,196,789円 でした~。



そのうち2/3ぐらいは14歳からの脾臓摘出手術と扁平上皮癌が占めているのですが
生涯医療費が120万弱というのが安いんだか高いんだか。

もっとも、この金額には最初にお伝えしている通りワクチンやフィラリア、
健康診断などの費用は入れてないのでそれを入れるともっと高くなるし
晩年(13歳以降)、関節炎のサプリやガンのサプリだけでも30万以上は使っているし
健康でいられるようにと勉強のためのセミナー参加費やら書籍代やらをいれると
倍近くになっているかもですが。


抗がん剤治療で最後一年一か月通院したのが一番多いのですけど
その次に多いのが角膜潰瘍(^^;)

一時期癖みたいになっていて(先生曰く、体質的なものもあるらしいです)
何度もやっちまっていたのですが、そういえば晩年はなかったな~。

あと、急性胃腸炎・前立腺炎・膀胱炎っていうのも何度かやってるな~。
(ストレスかな~ ^^;)

前に先生に言われたのは、内臓のどれかが悪くなると
近接の内臓も影響を受けることが多いので
膀胱炎 → 前立腺炎 → 胃腸炎 と、併発していたのが多いのかな、と。
(どれが先かわかりませんけど。)

癌になってからの膀胱炎は、抗がん剤の副作用で白血球数が減少するため
細菌と闘う力が落ちるためのいわば抗がん剤の副作用的に
しょっちゅうなっていたものです。

フレンチに多い皮膚病は1歳のときに一度なってからは若いころはほとんどなかったのですが
シニア以降はやはり免疫力が落ちるのか、ちょいちょいなっていましたが
どれも塗り薬や抗生剤で簡単に治るほどの軽いものでした。



文太の記録が後輩フレンチさんの参考になるかどうかわかりませんが、
16歳近くまで元気に生きたフレブル飼い主として大事な助言をひとつ。




愛も大事だけどお金も大事!!




長寿を目指すなら、若いうちから犬猫貯金しといたほうがいいです!!


犬も猫も年をとるとガンになる確率が格段にあがります。

ちびのときもそうでしたけど、ガンになると現実的な話ものすごくお金がかかります。
毎回びっくりするほど治療費が高額で、1万円台で済むと
「今日は安かったな~。」って、もう金銭感覚がおかしくなるぐらいかかります。

外科手術も難しいものほど高額になるし
文太は放射線治療はしなかったけど(金銭的なことが理由ではありませんが)
放射線治療をするとなると軽自動車が買えるぐらいの費用がかかってきます。

癌じゃなくても他の病気になる確率も年とともに確実に上がるし
愛があってもお金がなければ、「最適な治療を断念」ということにもなりかねません。


もちろん、そもそもガンなどの病気になんかならない対策も大事だけど
「いつでもかしこでも湯水のように使えるお金があるから大丈夫~♪」
というお金持ちでなければ、いざというときのための犬猫貯金を強くお勧めします。



3年前の文太(脾臓摘出手術)

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3年前の8月18日。

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手術台の上におりました。(『脾臓摘出手術当日の話』)


数日前にお腹にしこりがあることに気づき
病院で診てもらったところ脾臓にしこりがあることが発覚。

脾臓は血液の多い臓器なので、腫瘤がたとえ良性でも
放っておくといずれは破裂して出血多量で死に至ることもあるということで
治療はほぼ問答無用で「全摘出手術」一択。

当時14歳とすでに高齢でしたが、14歳とは思えないほど元気だったので
迷うことなく即手術の手配をしてもらいました。


文太は麻酔よりも「おかあはんいなくてパニック」の方が死ぬ確率が断然高いので(^^;)
獣医さんにお願いして手術当日は麻酔が完全にかかるまでと麻酔から覚めるときに
ずっとそばにいさせていただきました。



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麻酔が覚める前。完全に自発呼吸ができるようになるまでチューブは外しません。



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無事生還して帰宅した後、まだぼーっとしながらも主ごはんに釘付け(笑)



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翌日には早くも復活。



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大事を取ってカートで散歩に行ったけど



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不死身かよ。(笑)



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手術直後は結構痛々しかったのですが



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不死身かよ。(笑)



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バブルス(お気に入りのおもちゃ)振り回し~



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いつもと変わらぬ元気さ。



14歳のジジィのはずやねんけどな?
こんなんでガンのわけないやん??
文太ってもしかしてほんまに25歳ぐらいまで生きられるかも (^m^)


と当時思っていました。(笑)



あ、ちなみにこの一年後本気の癌で余命をとっくに過ぎた後も
同じぐらい暴れまわっていたので、
「こんなに元気でガンのわけない」
は、まぁある意味間違っていましたけれども。





脾臓のしこりは悪性であることの方が多いそうなのですが、
文太は幸い良性の「血腫および結節性過形成(原因不明)」でした。

人間には脾臓腫瘍はあまりないらしいのですが、犬、特に高齢犬ではよくあるそうです。
当ブログをご覧くださっている方からも、知り合いも何人か
同じように脾臓摘出手術を受けたということを聞きました。

脾臓に腫瘤ができていても具体的な症状があるわけでもなくて気づかないことが多く、
検査で偶発的に発見されればいい方で、たいていは腫瘤が破裂して
突然元気がなくなったりして気づくことが多いそうです。




「脾臓」がどこにあるかというと。

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ちょっとわかりにくいかもしれませんが、胃の左側にある細長い臓器です。



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拡大するとこんな感じ。一番後ろの肋骨の後ろにある紫色のもの。



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お腹側から見るとこんな感じ。



文太も見た目だけでは全く腫れはわからず、ただなでるだけでは気づかなかったし、病院で獣医さんにも「この大きさなら獣医師でも触っただけで気づくのは難しいのに、よく気づきましたねぇ。」と驚かれました。そして、手術が無事終わって大事に至らず済んだのはこの大きさで摘出できたことが何より大きいと。

当時のブログにも書いたのですが、私がどうやってしこりに気づいたかと言いますと、数日前から文太が元気ではあるものの、便秘気味で(出てるけど量が少ない)、時々立ったままぼーっとしていることがあって、なんだか様子がいつもと違っておかしい気がしていました。

便秘解消のためにお腹のマッサージをしていたときに、肋骨の下あたりに固いものがあるのに気づきました。

文太は毎日マッサージをしていたのですが、普段は内臓のツボが集中している背中側と凝りやすい首、手足などが中心でお腹はそんなに集中して触ることもなかったのですが、便秘をしていたことが僥倖しました。
(そもそも便秘をしていたのも、しこりのせいで腸がブロックされて動きが悪かったのかと。)

先生曰く、「立ったまま(お腹を下にしたまま)だとお腹の筋肉もあるので、この大きさだと触ってもわからない」のだそうで、私は文太を仰向けにして抱っこして、少し力を入れるように触っていたので余計わかりやすかったのだと思います。

それと、毎日文太の体を触っていて 『普通』 を感覚的に知っていたことも大きかったと。(だから毎日触ることは大事なんですよー!)



普通に触るだけではなくて「何かあるかも?」と思って触るとまた気づきやすいこともあるかと思うので、特に10歳以上のシニアわんこさんは気を付けて触って時々確認してみてくださいね~。



あと、最初に何かおかしいと思った、「立ったままぼーっとしている」ということと「便秘」は脾臓摘出手術後はなくなったので、それも何かのヒントになるかも。

ちなみに、その後「立ったままぼーっとしている」というのは、その半年後に喉にしこりができたとき(扁桃扁平上皮癌)も腫瘍摘出手術前にもそういう状態になっていました。

特に痛がっているわけでもないし(とりあえず見た目だけは)、苦しそうにしているわけではないので「年なのか?ボケてきたんか??」と思ったりしていたけど、あれは立派に『症状』だったんだなーと今となっては思います。

高齢になると色んな事を年のせいにしがちですが、病気は『年齢』を隠れ蓑にします。
何かおかしいと思うことがあれば、それは年齢のせいではなく病気のせいなんだと今は思っています。



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14歳でも元気はつらつだった文太!







当時も載せようかどうしようか迷ってやめたんですが、
一応摘出した脾臓を見せてもらって写真も撮ったので
興味のある方は 「READ MORE」からどうぞ。
(注:結構グロいです!)

↓↓↓

今度は幸多が嘔吐で病院へ

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昨日の夜のことですが、幸多が嘔吐を繰り返すので病院に行ってきました。

いつも朝起きたらごはんごはんうるさい幸多が、朝ごはんは普通に食べたことは食べたのですけどいつもより量が少ないな~と思いつつも昨日いっぱい食べたしお腹空いてないのかな、とあまり気にしていませんでした。

お昼に2階に戻るとあちこちに吐いた跡があったのですが、状況的にはちびの方があり得るとは言えどちらかわからず。(こういう時、多頭飼いだと困るのですよね。)

夕方4時頃になるといつも幸多が「ドア開けろ!下行かせろー!!」とうるさいので、いったんけん坊とおちゃゆは部屋に戻ってもらって幸多とちびの1階パトロールタイムになるのですが、昨日はその催促もなくふたりともこたつで寝ていました。

そして、6時ごろになってようやく幸多が下りて来たのですが、そのときなんか変な鳴き方をしていて(いつもの文句や何かの要求の声ではなくて、たまにある「気持ち悪い(=吐く前)の時の鳴き方」だった)、あー吐いてたの幸多やったかーと思った瞬間、目の前で吐きました。

昼間に胃の中身を全部吐いてしまったのか食べ物はなかったのですが、胃液の中に何か血の粘膜みたいなのが含まれていて、大慌て。


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ピンクっぽくなっていて、ところどころ赤いのがあるのがおわかりいただけるでしょうか。


おまけに、毎日夕方のこの時間もごはんごはんうるさい幸多が吐いた後ごはんの催促もなく、すーっとこたつに入っていったのを見て、「こら、放っておいたらアカン嘔吐や!!」と思い、こたつの中の幸多を引っ張り出して病院へ急行。(ちなみに、うんこは下痢ではなく普通の美しいうんこでした。)


最初に先生に聞かれたのが「何か変なものを食べたりしてませんか?」ということ。猫の嘔吐はそれが一番多いそうです。

漱石ならそれもあり得るのですが、幸多は食いしん坊とはいえ盗み食いの前科はないし(というか、食べ物は手の届くところに置いてないし←それこそ、置いておいたら漱石にやられるので)、幸多は最近おもちゃで遊ぶこともほとんどないのでヒモなど飲み込むことも考えられず(そもそもヒモなども置いておいたら漱石にやられるので出しっぱなしにはしていないし)。

幸多は10歳で色々と体のことが心配になってくる年頃なので、一度血液検査をしてもらおうと思っていたところだったので、ついでにしてもらいましたが、腎臓・肝臓その他すべて基準値内でホッ。

血の粘膜みたいなのがついていたのも、先生曰く猫の胃や食道の粘膜は傷つきやすいので、嘔吐を繰り返すことで粘膜が傷ついて血が混じることはよくあるそうで、血が混じっていたからといって即重病ということもないそうです。(飼い主的には「ぎゃー☆」ってなりますけどっ。)

猫の繰り返す嘔吐は膵炎の可能性もあるのでもし今日の治療で治らなければその時は詳しい検査をするけど、とりあえずは軽い胃炎としての治療しますということで、皮下点滴を打ってもらい、制吐剤の注射をしてもらって、二日分の吐き気止めの薬をもらって帰ってきました。

帰宅後、またすーーーっとこたつに入りそのまま寝ました。



そして、今朝。


いつもの時間に起きてきたのですが、食欲はないようでごはんは食べず。

ちょっと心配ではあったのですが、こんなときはゆっくり寝て自分で治してもらうしかないので、そっとしておきました。



お昼に2階に来ると、またこたつから出てきて
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今度はごはん(カリカリ)を少しだけ食べてくれました!



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この勢いで、ちゅーるで吐き気止めの薬を飲ませることができて、ホッ。


いつもの量は食べなかったのですが、とりあえず食べる気力が出てきたことに一安心。
(食べた後も吐かず。)



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その後、お外に行くというので一緒にそらのまで、おかあはんあまえんぼセラピー。



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かまってちゃんはご満悦。




その後またこたつで数時間寝て、4時過ぎ。

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またまたガツガツ食べましたー!良かった!



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その後、下におりてきてけん坊となかよしちゅーるタイムもこなし



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昨日は見向きもしなかった好物のささみも平らげました。



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そして窓際へ。



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昼間、暴れすぎてようやく電池の切れた漱石といい感じに(笑)




そんなこんなで、幸多も何か病気になったのかとビビりましたが
このまま回復しそうなので良かったです。

ここ数週間の極寒から春の陽気で寒暖差が激しくて体調を崩したのかも。

皆様もどうかお気をつけくださいませー!