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文太部長一家のロハスな毎日

フレブル文太と6にゃんず(幸多、あゆみ、ちび、健、さゆり、漱石)の楽しい毎日

About us

*長男:フレンチブルドッグ 文太部長*
2020年4月29日 お空に転勤

*次男:茶トラ猫 幸多(こーた)*

*長女:白グレー猫 あゆみ*
2017年5月18日 お空に転勤

*三男:サバ白 ちび(Tibby)*

*四男:サバ白ブチ けん坊(健)*

*次女:ハチワレ おちゃゆ(さゆり)*

*五男:白黒ちょびヒゲ 漱石*

攻撃性に「完治」はない

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土曜日、JAHA(日本動物病院福祉協会)主催の『犬・猫の攻撃行動の予防と治療』というセミナーに参加してきました。

講師の先生は、大阪で動物行動クリニックをされているかたわら、アメリカのタフツ大学行動科で問題行動の治療もなさっている犬猫の問題行動のスペシャリストであり獣医師でもある尾形庭子先生です。

講義内容の全部をここに書くわけにいかないので、とても印象的だったお話をひとつ。

 ↓↓↓


私は常日頃、犬の問題行動は病気の治療と同様に、その行動だけを切り取って考えるのではなく、いろんなことを包括的に考えて生活環境全体を見直す「ホリスティック治療」でないといけないと思っているんですが、今回の講義はまさにその考えを立証してくださるような内容でした。

犬の攻撃行動(吠える、うなる、噛むなど)にはいろんな原因があります。遺伝的背景、子犬時期の社会化の有無、犬の性格や大きさ、普段の生活環境、飼い主の接し方や生活時間帯、健康状態(ホルモンバランスなども)、これら全てを考慮したうえで治療方法を考えなければならないのであり、その子に合わせた「オーダーメイド」であることが必須条件である、ということをおっしゃっていました。

実際に先生が治療にあたられるときは、ものすごくいろんなことを掘り下げて飼い主さんから話しを聞き、犬をじっくり観察して犬からも話を聞き(←これは私の解釈です)、そうしてやっと治療方針を決められるそうです。

だから、たとえば「留守番中に家具を噛むんです。」「ああ、それは分離不安ですね。」というような簡単な診断は決してやらないし、間違った対処法は問題をこじらせるだけだともおっしゃっていました。

「これを見るだけで問題行動が治る!」というような(自称)カリスマドッグトレーナーのしつけ本やDVDがありますよね。あれをいつも胡散臭いと感じる理由はそこにあります。

何か改善のヒントになることはあるかもしれませんが、たとえ同じような状況で同じように吠えているような場合であっても、個体によって原因は様々なはずなんだから、対処法はひとつではありえないんです。

私が文太のしつけの話をするとき、いつもしつこいぐらい「あくまでも文太の場合は、の話ですから、参考程度に読んでください。」というのもそういう理由です。


それと、ものすご~く納得したことがもうひとつ。「いったん起こってしまった攻撃行動は、ゼロにはできない。でも、人間(飼い主)が制御することは可能。」ということです。

文太を例にとって言うと、何度か書いている通り、2歳になってから他の犬に向かってガウガウ言うようになりました。紆余曲折を経て、今では喧嘩上等の犬とすれ違うときも売られた喧嘩を買わずに大人しくすれ違うことができるようになりました。(「ガウガウの理由」 「ガウガウ犬の対処法」 「ガウガウ克服」 参照)

でも、それは文太の性格が変わって穏やかになったわけではなく、私が文太の行動を制御できるようになったからなんです。2歳のときに芽生えた他犬への攻撃性は、今でも変わらず持っている(=ゼロにはなっていない)はずです。

試してみたことはありませんが、私以外の第三者が文太を連れていれば、おそらく相変わらずガウガウ言うだろうし、私が連れていてもやり方を間違えれば喧嘩にもなりうると思います。

だからこそ、犬の問題行動の対処には飼い主の意識改革が必要不可欠であり、何度言っても言うことを聞かない犬を「バカ犬」呼ばわりするのは間違っているんです。

問題行動がなくなってよくなってきても、飼い主はそのことを意識して決して過信せず、何よりも「その行動(吠えるとか、噛むとか)をさせない」という予防が一番大切なことだと教えていただき、気持ちを新たに引き締めた次第であります。


とても勉強になる内容の濃いお話だったのですが、それよりも私が個人的に嬉しかったのは、参加されている方の中には獣医さんもたくさんいらっしゃったことです。

体の具合が悪いときに怖いことをされる病院というのは、犬や猫にとってイヤな場所に違いないので、そういう気持ちを察してうまくハンドリングしてくれる獣医さんが増えてくれるのは、犬猫にとっても飼い主にとっても本当にありがたいことだな~と思いました。(*^_^*)


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