猫の行動調査研究 CAMP-NYAN
こないだの土曜日のことですが、以前文太がお世話になった(詳細はこちら)京大心理学の犬&猫のココロの研究調査チームCAMP-WANさんが、今度は猫の行動調査ということで声をかけていただき、我が家に来ていただきましたー!
・・・が、後で気付いたらそのときの様子の写真を全く撮っていませんでしたー(;´Д`)
代わりに、終わったあとのまったりこーちゃんの画像をお楽しみ下さい。
わんこの調査は調査室に出向いてしたんですが、にゃんこは知らないところに連れていくこと自体大変なことなので、飼い主宅でしているそうです。
幸多は人見知りしないので、「ん?誰?」って感じで確認はしますが、知らない人でもそんなに怖がったりすることはありません。(かと言って、甘えにいったりもしないんですけど。)
あゆみは最初だけ距離を置いて遠くから見てるけど、そのうち「遊んで~♪」ってなる感じなんですが、このときは何かいつもの「お客さん」と違う雰囲気を感じていたのか(ビデオカメラを構えていたり、三脚を立てていたりしたので)、わりとずーっと警戒していました。(最後はスリスリしてましたけど。)
調査はというと、食べ物のためなら何でもする文太と違って、うちのにゃんずはさほど食べ物に執着心がないので(それがわかっていたので、いつもはあげない特別おやつを用意していたんですけど)、ちゃんと協力できたのかどうかは疑問ですが(^^;)
「代わりにボクがなんぼでもやったるでぇ!」とはりきり過ぎている文太は、調査の間クレートに入ってもらっていました(笑)←想定内。
前に「犬は人間の視点を理解している?!」でも書いたんですけど、動物の認知力というのは最近海外でも研究が盛んになってきているテーマで、犬に関する研究もたくさんあるんですが、猫はまだまだ充分な研究がされていないようです。
ひとつは、犬の場合は調査結果が人間の役に立つもの(警察犬や盲導犬の訓練など)も多いけど、猫の場合は「猫はこのように考えている、こう理解している」と知ったところで、人間(飼い主)の下僕度に磨きをかける役に立つだけ??だからかなぁ、と。(勝手に私がそう思っているだけですけど・笑)
それと、もうひとつ実際にやってみてわかったんですけど、犬の調査よりも猫の方が何かしら大変なんです。(そもそも知らない人が来て、いつもと違うことをしている時点で、普段の行動でなくなって本領発揮できないことも多いだろうし。)
犬には「待て」など調査において飼い主が指示できることも多いけど、猫にはそれもほぼ不可能ですしね・・・(;´∀`)
だからこそ、CAMP-WANの皆さんにはこれからもがんばってほしいし、猫のココロがわかればもっともっと猫と仲良くなれると思うので、今後の研究結果に期待していますので、興味のある方は是非協力してあげてください♪
詳しくは
・京都大学 CAMP-WAN HP
・CAMP-WAN 活動日記 (←幸多とあゆみの様子も紹介していただいています♪)
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