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文太部長一家のロハスな毎日

フレンチブルドッグの文太部長と5にゃんず、幸多、あゆみ、ちび、健、さゆりの楽しい毎日

About us

*長男:フレンチブルドッグ 文太部長*
ごはんとおでかけとおかあはん命

*次男:茶トラ猫 幸多(こーた)*
クールを装う甘えん坊マザコン野郎

*長女:白グレー猫 あゆみ*
クールビューティツンデレクイーン
今はお空からみんなを見守っています

*三男:サバ白 ちび(Tibby)*
世渡り上手の罰当たり

*四男:サバ白 けん坊(健)*
心やさしきウルトラビビリ

*次女:ハチワレ おちゃゆ(さゆり)*
けんにぃ命のお転婆っ娘。

老犬の「しつけ」って・・・

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ご覧になられた方も多いと思いますが、
15歳のラブラドールを散歩中に蹴り上げた上に
「しつけだ。」と主張する飼い主の女性。

あの動画、あまりにもむごすぎて私はまともに見れなかったんですが
普通の愛犬家なら怒りを覚えない人はいなかったのではないでしょうか。


さらにテレビで飼い主の言い分を聞いていると

「ちょっと待ってて」って言ったのに指示に従えずその場でおしっこをした
(から、そういうときは厳しいしつけをする)

というようなことを言っていたんですが、15歳の老犬ですよ?
しかも小型犬より平均寿命の短い大型犬。
保護された方が病院に連れていったら、重度の膀胱炎もあったとか。

トイレの粗相は膀胱炎が原因だったのでは・・・
(膀胱炎だと頻尿になります)


たとえどんな事情があったとしても、あんな蹴り方は「しつけ」ではないし
あの飼い主をかばうつもりは毛頭ありません。

でも、
「『ちょっと待って』と言ったのに、そこでおしっこをしてしまう」
という行為にイラッとする気持ちは、私にはちょっとわかるのです。



自分がそうだったから。




文太も年とともに、今まで当たり前にできていたことが
だんだんできなくなってきています。

おしっこの粗相もここ一年ぐらいで格段に増え、
おしっこをしたばかりでも不安や不満があると
まるでそれを表すかのようにすぐに漏らすようになりました。

物理的に「膀胱を空にする」という必要性だけではなく、
私の注意が自分に向いていないときにすることもあります。


だから、様子を見ていて「あ、ぼちぼちやばいな。」と思っていても、

洗い物中にあとお皿一枚洗うだけ待って、とか
洗濯物を干しているときにあとタオル一枚干すのだけ待って、とか
お風呂上がりに髪の毛乾かす間あと1分だけ待って、とか

そんな「あともうちょっとだけ」が待てずにしてしまいます。

お風呂に入っている間に、寝室で布団の上にされていたこともあります。
(「はいはい、お待たせ。さぁ寝ようか。」と言ってベッドに入ったときに
布団がべっちょりおしっこだらけだったときの衝撃ったら・・・。)


自分に時間と気持ちの余裕があるときはそれでも「もう、しょうがないなぁ。」
と笑っていられるのですが、「あれも、これも」とすることが山積みのとき、
疲れてへとへとのときに、それがストレスではないと言えば嘘になります。

かと言って、もちろんそのことで文太を叱りませんし
ましてや叩いたり蹴ったりなんて絶対にしません。

でも、自分の中のイライラをはき出すために
粗相の掃除をしながらついついブツクサ独り言のように文句を言う、
ということはしてしまっていました。



でも、前に粗相があまりにも続いたときに、どうもおかしいと思っていたら
とうとう血尿が出て、慌てて病院に行ったら膀胱炎でした。


ああ、あのときの粗相は私への不満だったわけじゃなくて
膀胱炎でおしっこを我慢できへんかったんや・・・。


と知ったとき、文太の異変に気づくこともできずに
文太の前でブツクサ文句を言っていた自分が情けなくて
文太に申し訳なくて、涙が出てきました。



そもそも、文太はパピーの頃トイレのしつけにものすごく苦労しました。
最初に文太育てに躓いたのもそこです。

だから、老後もまた粗相が始まることは想定内でした。
それを考えて、掃除が大変そうな畳もカーペットもあきらめてタイルの床にしたのです。
「おしっこなんて、全然大丈夫、大丈夫!生きてりゃOK!」って言えるように。



それなのに、「今までできていたこと」ができなくなると
最初は戸惑うし、言い聞かせて修正しようともします。

でも、いつからか文太はもう耳が全く聞こえなくなりました。
(多分ですけど、真横でかつての天敵@掃除機をかけても全く気づかないし、
最近は私が買い物から帰ってきても全く気づかず寝ているので
全然聞こえていないのだと思っています。)

それまで文太は私の言うことをびっくりするぐらいよく理解していました。
そして、私の言うことにちゃんと従ってくれていました。


その文太は今、音のない世界にいます。


私の言うことがわからなくなり、私の居場所もわからなくなり、
私が何をしようとしているのかも、私がどこに行こうとしているのかもわからなくなって、
家の中にいても時々私のことを探してトイレまで来たり
お風呂場までのぞきにきたりします。

以前はなんでもわかっていただけに、
何もわからなくなった今、きっと不安になるのだと思います。

文太が私を探してうろうろしているとき、
キッチンで「ここにいるよー。」って言っても聞こえないんです。
名前を呼んでもわからないんです。

そんな耳の聞こえない文太にことばだけで命令したところで
わかるはずもありません。
「ちょっと待って。」は通用しないんです。



それだけではありません。

目も白内障はまだそんなにひどくはないので見えてはいるけど
昔よりは見えにくくはなっていると思います。

足も昔のように思い通りには動かなくなってきたし
前みたいに早く歩けないし走れなくもなりました。

そんな体の変化、今までできていたことが思うようにできなくなってきた、
ということは本犬が一番感じているだろうし、
「年を取ったことが原因」なんてわからない犬にとっては
きっととっても不安なことに違いありません。


今までできていたことが急にできなくなったのなら、
どこか具合が悪いという可能性も多いにあるから、
まずは病院で診てもらってほしい。

その上で、医学上の問題が何もないのであれば
「なぜできなくなったのか」をちょっと考えてあげてほしい。



「今までなんでもわかっていたはずのおかあはんの言うことがわからない」
という文太の不安を少しでも解消できれば、と
私は文太の耳が聞こえにくくなってから手話を始めました。

犬の「ことば」は元々ボディランゲージなので、
手話も簡単に覚えました。

と言っても簡単な言葉の羅列ですが、
「オスワリ」や「待て」などの指示語のサインだけじゃなくて、
「おかはあん、お風呂な。」とか「お買い物行ってくるから待っててな。」
とかも理解できるようになりました。

一番のお気に入りは「おとうはんに車で連れていってもらう?」
ですが。(笑)
これを伝えると昔みたいにぴょんぴょんはねて喜びます。





老犬に必要なもの。
それは、「しつけ」ではなくて「理解」だと思う。





はて


おかしいなぁ
ここにいますよー。



あんなとこに



やれやれ。
文ちゃんのために、いつでもすっとんで行くから、
今度は目が見えなくなってもおかあはんのことはちゃんとわかるように
おかあはんの「大丈夫。」の手の感覚をちゃんと覚えとくんやで。



行くで!
粗相、上等!生きてりゃOK!!

でも、できるだけ掃除が楽になるようにソファやこたつ布団じゃなくて
床にしてくれることを希望☆(笑)





なんだか今日はとりとめのない話をだらだらとすいません。

あの動画の飼い主が「しつけだ」と言い張ることに
同年代の犬を飼う者として黙っておられませんでした。




あのワンコが、余生を穏やかに楽しく過ごせますように。



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